2021年9月14日 / 最終更新日時 : 2021年9月14日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - ドイツ人医師・ベルツに日本初のがん告知を受けた、明治の元勲・岩倉具視 幕末から明治政府へ、表舞台で、また裏で重要な役割を果たす 岩倉具視は幕末・明治初期の公卿出身の政治家。文政8年(1825)、権中納言堀川康親の子として生まれ、13歳で岩倉家の養子となった。29歳で孝明天皇の侍従に出世する […]
2021年8月5日 / 最終更新日時 : 2021年8月5日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 脚気の予防食で勝ち取った日露戦争の勝利 江戸中期以降、都市部で多発するようになった奇病、脚気 脚気は江戸時代の中期から江戸や大坂、京都など都市部で見られるようになった。それまではほとんどなかった奇病であった。脚気は最初足に症状が出ることから、この名が中国でつ […]
2021年7月29日 / 最終更新日時 : 2021年7月29日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 社会主義革命を成功させたレーニン。脳卒中を起こしてスターリンの操り人形となった 1917年にソビエト連邦首班となるも、翌年には体は著しく衰えていた 社会主義革命を成功させ、1917年にロシアに世界最初の社会主義国家、ソビエト連邦共和国を建国したウラジミール・イーリッチ・レーニンは1870年にロシア […]
2021年7月15日 / 最終更新日時 : 2021年7月15日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 脚気による心筋障害で早世した14代将軍徳川家茂 攘夷を約束させられた2年後、下肢にむくみが生じる 徳川第13代将軍家定は、安政5年(1858)年、35歳で亡くなった。死因は脚気による心筋障害(心臓機能不全)であった。その跡を継いだのが紀伊藩主徳川慶福で、このとき名を […]
2021年7月8日 / 最終更新日時 : 2021年7月8日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - バルチック艦隊を日本海海戦で撃破した東郷平八郎。87歳の長命も、長生きしすぎたのか 日露戦争勝利に貢献した、国民的英雄 日露戦争の英雄、東郷平八郎は弘化4年(1847)に薩摩で生まれた。薩摩藩士で、明治新政府になってから、明治4年にイギリス海軍に留学し、帰国後、海軍中尉になり、日清戦争では浪速艦長とし […]
2021年7月1日 / 最終更新日時 : 2021年7月1日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - うつ病から脳出血を引き起こし、48歳の若さで死去。江戸幕府3大将軍家光 春日局の尽力で、家康より世継ぎとして認められる 徳川家3代将軍家光(在職1623~1651年)は、慶長9年7月(1604年6月)に2代将軍秀忠の次男として生まれ、家康と同じ竹千代という幼名を授けられた。長男の長丸が幼く […]
2021年6月17日 / 最終更新日時 : 2021年6月17日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 血液型の発見者、カール・ラントシュタイナーは、循環器の病気、心筋梗塞で逝去 代表的分類法のABO式血液型を発見 血液型を発見したカール・ラントシュタイナーは、1868年、オーストリアのウィーンで生まれた。両親はユダヤ系で、父親はウィーンで高名なジャーナリストで新聞社社主だった。 1891年にウ […]
2021年5月26日 / 最終更新日時 : 2021年5月26日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - コロンブスの航海土産、梅毒。シャルル6世は梅毒流行のために戦争を中止した 新大陸から持ち帰った梅毒スピロヘータ 梅毒は、古くから性病として恐れられてきた伝染病である。とはいっても、ヨーロッパとアジアにおける梅毒の歴史は、コロンブスがアメリカ大陸に上陸した時に始まった。コロンブスは、ジャガイモ […]
2021年5月18日 / 最終更新日時 : 2021年5月18日 higashiadmin 新刊ニュース 新刊ニュース ~ 【緊急出版 新型コロナワクチン 打つ前に知っておきたいこと 監修・宮坂昌之 著者・宝島特別取材班 宝島社】長年健康系ライターとして活動してきた東/茂由が注目の新刊を紹介 新刊ニュース 緊急出版 新型コロナワクチン 打つ前に知っておきたいこと 監修・宮坂昌之 著者・宝島特別取材班 宝島社 新型コロナワクチンの疑問にQ&Aで回答 65歳以上の高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種がようや […]
2021年5月18日 / 最終更新日時 : 2021年5月18日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 「アジアは一つ」と訴えた岡倉天心。天心亡き後、やがて日本は欧米との戦争に向かった 美術に没頭し、日本の美術教育の礎を築く 『茶の湯』の本、「アジアは一つ」という言葉で知られる岡倉天心は文久2年(1863)に横浜で生糸商店を営む石川屋勘右門の次男として生まれた。店は外国商人相手の商売で、そのため大勢の […]
2021年5月10日 / 最終更新日時 : 2021年5月10日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 脳卒中で倒れたのちも、狂犬病ワクチンを開発した細菌学者・パスツール 26歳で大学の教授に ルイ・パスツールは、1822年12月27日、フランス東部の町で革なめし職人の息子として生まれた。一家はパスツールが4歳のときアルボアに移り住み、ここでパスツールは幼年時代を過ごした。 その後、パリ […]
2021年4月28日 / 最終更新日時 : 2021年6月1日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 近代音楽の父、バッハは65歳のとき脳卒中で逝去し、『フーガの技法』は未完に 終生音楽に生きた、「三大B」の1人 「マタイ受難曲」「ロ短調ミサ曲」「ブランデンブルク協奏曲」などで知られるドイツの大作曲家、バッハ(ヨハン・セバスチャン・バッハ)は1685年に生まれた。大バッハとも呼ばれるが、その理 […]
2021年4月20日 / 最終更新日時 : 2021年4月20日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 偉大な科学者ニュートンは、錬金術にはまり水銀中毒に陥っていた 母との関係が人格形成に影響 世界的な偉人、偉大な科学者アイザック・ニュートンは、1642年にイングランドの東海岸の寒村で比較的裕福な農民の子として生まれた。父はすでに他界していた。母はニュートンが3歳のとき再婚し、ニュ […]
2021年4月7日 / 最終更新日時 : 2021年4月7日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 老いて金銭と性に強欲だった、俳諧師小林一茶 25歳で俳諧師となり、関西四国へ俳諧修行 小林一茶は宝暦13年(1763)、信濃北部の柏原宿の貧農の長男として生まれた。3歳で母を失い、8歳のときから継母に育てられたが折り合いが悪かった。このため、内向的で孤独な性格が […]
2021年4月2日 / 最終更新日時 : 2021年4月2日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 馬にも乗れない肥満体が狙われ、桶狭間の戦いに敗れた今川義元 三国同盟を結成し、上洛を目指し、尾張侵攻を開始 戦国武将、今川義元は永正16(1519)年に、足利氏の傍流、吉良氏の分家にあたる今川氏親の5男として生まれた。出家したが、天文5年(15361)、長兄の氏輝が急逝し、異母 […]
2021年3月26日 / 最終更新日時 : 2021年3月26日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 瞳を大きくするベラドンナの目薬。シーボルト事件の原因の1つにもなった 黒目が大きくなる、「美しき貴婦人」という名の妖しい生薬 パッチリ開いた大きな黒目(瞳)は、女性の大きな魅力。という美意識は現代の男女ともに共通し、そのため女性は黒目を大きく見せようと励む。化粧はもちろん、黒目整形をする […]
2021年3月16日 / 最終更新日時 : 2021年5月6日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - ポリオ発症も4選を遂げた米国大統領、フランクリン・ルーズベルト ポリオ発症も、リハビリに励み、大統領選に勝利 米国第32代大統領、フランクリン・ルーズベルトは、1882年に名門の家に誕生し、ハーバード大学を卒業。弁護士を経て政界入りし、1920年の選挙では民主党の副大統領候補に指名 […]
2021年3月10日 / 最終更新日時 : 2021年3月10日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - ロートレック 絵と酒に生き、36歳でアルコール中毒死 脚の発育が止まったのを機に、18歳で画家の道に専念 フランスの画家、ロートレック(アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック)は、1864年11月、南仏の伯爵家に生まれた。 家中で可愛がられて育った。幼いころから絵が好きだ […]
2021年3月2日 / 最終更新日時 : 2021年3月2日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - 天皇家分裂の張本人、足利尊氏 虫に刺されたことが原因であっけなく死亡した 後醍醐天皇について鎌倉幕府を滅ぼすも、天皇に反旗を翻す 足利尊氏は、北条氏が2度にわたる元の来襲をくいとめ、鎌倉幕府の頂点ともいえる時代の嘉元3年(1305)に生まれた。幼名は高氏であった。 尊氏が登場してきた時代は、 […]
2021年2月22日 / 最終更新日時 : 2021年2月22日 higashiadmin 病気と歴史 病気と歴史 - キューリー夫人の2度のノーベル賞受賞は放射線被曝、白血病と引き換えだった 放射性物質の研究がピエール・キューリーとマリーを結び 女性で初のノーベル賞を受賞し、しかも2度も受賞の栄に輝いたキューリー夫人は科学者として偉大であるが、それ以上に人物として偉大であった。 のちのマリー・キューリーであ […]